千葉で歯の根の治療が得意な歯医者、陽光台ファミリー歯科クリニックです。

「歯の神経を抜くことになった」「根っこの先が膿んでいると言われた」……。歯科医院でそう告げられた時、多くの方が不安に感じることでしょう。

根管治療(こんかんちりょう)とは、一言で言えば「歯を抜かずに残すための最後の砦」となる治療です。歯の内部にある神経(歯髄)が細菌に感染した際、その細菌を徹底的に除去し、管の中を清掃・消毒して密封します。

根管治療の流れ

なぜこの治療が重要なのでしょうか。それは、根の治療が不十分だと、どれほど高価で綺麗な被せ物をしても、土台から崩れて最終的に抜歯になるからです。家づくりに例えるなら「基礎工事」にあたります。地盤が緩んでいれば、その上に豪華な家を建てても長持ちしませんよね。

被せ物について

日本における根管治療の現状や、保険診療でどこまで可能なのかを正しく知ることは、あなたの大切な歯を守る第一歩となります。

 

保険診療の根管治療

日本の公的医療保険制度は非常に優れており、誰でも比較的安価に高度な治療を受けられるのが最大の特徴です。

費用の目安: 3割負担の場合、1歯あたりの処置料は数千円程度(再診料やレントゲン代、被せ物の費用は別途)で済みます。

メリット: 何より経済的な負担が少なく、全国どこの歯科医院でも一定水準の治療が受けられる点にあります。

デメリットと限界: 一方で、保険診療には「使える薬剤」「使用できる器具」「かけられる時間」に厳格なルールがあります。根管治療は非常に繊細で、本来は1時間以上の時間をかけてじっくり行うべきものですが、保険制度の点数設定上、短時間で多くの回数を通院せざるを得ない構造的な課題があるのです。

 

自費診療(精密根管治療)との決定的な違い:成功率を分ける3つのポイント

保険診療と自費診療(自由診療)では、治療の「精度」に直結する以下の3点が大きく異なります。

マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)の使用: 肉眼では見えない根の中を約30倍以上に拡大して確認します。保険診療では肉眼やルーペでの「手探り」の作業になりがちですが、自費診療では確実に汚れを取り除けます。

マイクロスコープ

ラバーダム防湿の徹底: 治療中の歯に唾液が入らないよう、ゴムのシートで隔離します。唾液には細菌が無数に含まれているため、これを使わないと「除菌しているそばから再感染させている」状態になりかねません。

ラバーダム

器具・薬剤の選択肢: 柔軟性が高く折れにくい「ニッケルチタンファイル」や、殺菌力と封鎖性に優れた「MTAセメント」など、最新の材料を制限なく使用できます。

PROROOT MTAセメント

これらの違いにより、再発率(再治療になる確率)には数倍の差が出るとも言われています。

 

 

「保険の治療で大丈夫?」と不安な方へ

自費(精密治療)を検討すべきケース

・過去に何度も同じ場所が腫れている再治療の場合

・奥歯など、根の形が複雑で難易度が高い場合

・自由診療の被せ物を入れる予定の場合

・「これが最後。絶対に抜きたくない」という強い希望がある場合

マイクロスコープを使った精密根管治療

 

治療後のケアと再発防止:歯を長持ちさせるために必要なこと

根管治療が無事に終わっても、そこがゴールではありません。治療後の歯は、神経がないために「枯れ木」のように脆くなっています。

被せ物の適合性: 根の中を綺麗にしても、質の悪い被せ物をすると再び細菌が侵入します(二次カリエス)。

定期検診とメインテナンス: 根の先の病変は、痛みが出ずに進行することがあります。半年に一度はレントゲン等でチェックが必要です。

破折への注意: 神経のない歯は割れやすいため、食いしばりや歯ぎしりがある方は、就寝用のマウスピース(ナイトガード)の使用を強く推奨します。

マウスピース

 

まとめ:納得のいく根管治療を選ぶために

今回の内容を振り返ります。

・根管治療は歯を残すための「基礎工事」であり、最も重要な治療の一つ。

・保険診療は安価で受けられるが、時間や器具に制限がある。

・自費診療(精密根管治療)はマイクロスコープやラバーダムを使い、再発率を極限まで下げる。

・再治療や大切な奥歯の場合は、自費診療を視野に入れるのが賢明。

歯は一度失うと二度と元には戻りません。インプラントや入れ歯になる前に、今の歯をどう守るか。この記事が、あなたが納得のいく選択をするためのヒントになれば幸いです。

歯科検診

 

まずは当院へご相談ください

歯の根の形や進行状況は、一人ひとり全く異なります。ネットの情報だけで判断せず、専門の設備と経験を持った歯科医師による診断を受けることが、歯を長持ちさせる最短ルートです。

当院では、患者様の大切な天然歯を1本でも多く残すことを第一に考えています。 現在の症状や将来へのご希望をじっくり伺った上で、歯を残すための最善の選択肢をご提示いたします。

「他院で抜歯と言われたけれど、諦めたくない」 「何度も再発して困っている」 「納得して治療法を選びたい」

どのようなお悩みでも構いません。まずは現在の状態を確認するための検診から始めてみませんか?スタッフ一同、あなたの笑顔と健康を全力でサポートさせていただきます。

【ご予約・お問い合わせはこちら】 [電話番号:0438-38-3854] [LINE初診予約] (診療時間:9:30〜13:00 / 14:30〜18:00(初診最終受付17:00) 休診日:木・日・祝日)

医師紹介

理事長 渡辺 泰平(歯学博士)

資格

PERF-JAPAN講師(根管治療)

PERF-JAPAN認定専門医

MicroPe​x Hygienic Laboratory講師(歯周病治療)

Karl Kaps Germany 認定講師(マイクロスコープ)

日本・アジア口腔保健支援機構 第二種感染管理者検定講師

日本顎咬合学会 認定医

日本アンチエイジング歯科学会

認定医日本健康医療学会 認定医

日本・アジア口腔保健支援機構 第一種感染管理者

健康医療コーディネーター

陽光台ファミリー歯科クリニック