PERF-JAPAN50時間コース 19th 第1回目スタート
こんにちは😉
🦷陽光台ファミリー歯科クリニック🍀理事長の渡辺泰平です。
お久しぶりです!ブログ更新がだいぶ間空いてしまって申し訳ございません💦
さて、当院は5/3〜5/8の6日間の長いGW休みをいただいていたのですが、皆さんはGWどのように過ごされましたか?😉
私は久しぶりに長い休日だったので、朝、夜は今まで先延ばしにしてたスライドの用意や勉強をしていましたが、
昼間は穴場の海岸で子供たちとシーグラス採り&シロギス釣りをしてのんびり過ごしました💝
私自身、癒されてすごくリフレッシュできました🌿🕊
歯科医院にいると、いつも気を張りながら毎日を送っているので、私にとっては最高の息抜きでした🤗
たくさんの人に支えられてリフレッシュできた休日なので、GWが明けた今からは、気を引き締めて仕事を頑張りたいと思います💪
皆さんも、GWで長い休み明けで仕事モードになかなか戻れない人や、GW中ずっと働いていた人、GW休みとか関係なくて通常勤務だった人、様々かと思いますが
1日1日を大切に毎日充実した日々を送っていきましょう。
さて、4月26・27日の2日間、第19期PERF-JAPAN 50時間コース第Ⅰ回目が始まりました。
今回は第18期とはまた内容を変更して、コア築造と隔壁、ラバーダム防湿について講義させていただきました。
ラバーダム防湿とは、
根管治療において歯にラバーダムというゴムのシートをかけて、根管内に唾液が入らないようにし、無菌的な環境で処置する方法です。
唾液の中には多い方で耳かき1杯に約1億匹の細菌がいると言われています。。
その細菌がむし歯などにより歯の中の神経の管(根管)に入って悪さをしています。
根管治療は歯の中にいるそれらの細菌を除去すると同時に、歯の中に新たに細菌を入れさせないようにすることです。
細菌の除去を懸命にやっていても、唾液が根管内に入る状況では、根管治療の成功率は下がってしまいます。
雨漏りしているのに天井を修理せずに床を一生懸命拭いているのと同じです。
お医者さんが手術の時に手術部位以外を布で覆って清潔な環境下で手術しているのと同じことです。
根管治療において、ラバーダム防湿を行うことは私にとっては、車に乗ったらシートベルトするのと同じように思っています。
ラバーダム防湿は最新の治療法ではなく、ニューヨークのBarnum先生が、1864年に考案しました。
かれこれ150年以上の歴史があります。Σ(・□・;)
日本では一般の先生の5%程度しか使用しておらず、なかなか見ないラバーダム防湿ですが、アメリカでは、根管治療の専門医では90%以上行っています。
これが、根管治療成功率40%と言われている日本の根管治療の現状です。
更にラバーダムの役割は、歯の中に細菌を入れさせないだけではありません。患者さんに対する安全面にも配慮しています。器具の誤嚥防止や、洗浄液がお口の中へ漏れないように等々です。
先ほども言ったように根管治療にあたりラバーダム防湿を行うことは、ルールであり、マナーでもあると私は思っています。今や、私にとってはラバーダム防湿は無くてはならない方法です。
アメリカの歯内療法学会AAEによるとラバーダム防湿は処置中の根管内への細菌暴露を防ぐ唯一の方法であると明記されています。
マイクロスコープの様な最新の技術、機器、材料も勿論必要ですが、基本が最も大切だと思います。
今回は、ラバーダム防湿以外にも隔壁や支台築造などについてもお話ししました。
微力ながら、少しでも歯科界が良い方向に向かうお手伝いができればと考えております。
今後もさらに研鑚を積んで患者さんに還元していきます。
根管治療は確かに時間、費用がかかりますが、大切な歯を抜かずに残すための重要なプロセスです。適切な治療を受けることで、自分の歯を長く保つことができます。将来的な口腔の健康のために必要な投資と考えていただければ幸いです。
当院では、1回60分〜90分のお時間をいただき、1〜3回ほどの少ない治療回数で終わります。マイクロスコープやラバーダムを使用した世界基準の根管治療は当院へお任せください。
他院で抜歯と言われてしまった、根管治療を繰り返しても痛みや腫れが引かない、自分の歯を残したいという方は一度陽光台ファミリー歯科クリニックへご相談ください。
LINEまたははお電話(0438-38-4854)からご予約ができます。
医師紹介
理事長 渡辺 泰平(歯学博士)
資格
PERF-JAPAN講師(根管治療)
MicroPex Hygienic Laboratory講師(歯周病治療)
Karl Kaps Germany 認定講師(マイクロスコープ)
日本・アジア口腔保健支援機構 第二種感染管理者検定講師
日本顎咬合学会 認定医
認定医日本健康医療学会 認定医
日本・アジア口腔保健支援機構 第一種感染管理者
健康医療コーディネーター