根管治療後の痛み、いつまで続くの?
こんにちは!アクアラインがある千葉県木更津市で精密根管治療をしている歯医者、陽光台ファミリー歯科クリニック🦷です。
本日は「根管治療後の痛み」についてお話していきます。
根管治療後には治療部位の痛みが続くことがあります。この痛みがいつまで続くのか、またその対処法について詳しく解説します。
根管治療後の痛みの原因
根管治療後の痛みの主な原因は以下のようなものが考えられます。
根っこの先(根尖部)の炎症
炎症が強い場合、治療後に痛みがでることがあります。
治療による痛み
根管治療で根っこの先まで治療すると、その刺激で痛みがでることがあります。またラバーダムを使用した場合やレーザーを使用して歯肉を切った場合に歯ぐきに痛みができることもあります。
顎の痛み
根管治療で長い時間お口を開けていることで顎が痛くなってしまうことがあります。根管治療と顎の痛みについてはこちらをご覧ください。
ストレスによる歯の痛み
治療に対する不安や痛みなどからストレスを感じ、歯ぎしり、くいしばりにつながることがあります。ストレスによる歯の痛みについてはこちらをご覧ください。
これらの原因により、根管治療後に痛みが続くケースがあるのです。
痛みの持続期間
根管治療後の痛みの持続期間は、個人差が大きいのが特徴です。
一般的な傾向としては、
・治療後、麻酔が切れた後が最も痛みが強い
・その後徐々に痛みは和らいでいき、数日〜1週間で消失することが多い
また、患者さんの年齢や全身状態、痛みに対する感受性の個人差などによっても、痛みの持続期間は大きく異なります。
痛みへの対処法
根管治療後の痛みに対しては、以下のような対処法が考えられます。
鎮痛薬の服用
最も一般的な対処法は、痛みを抑えるための鎮痛薬の服用です。痛みを我慢すると脳が痛みを覚えてしまって、歯が痛くないのに痛みを感じるようになる可能性があります。痛みがある場合は我慢せず痛み止めを服用しましょう。市販のものでも構いません。
ストレス管理
ストレスによる歯ぎしり、くいしばりによって歯が痛くなることもあります。その場合は、リラックスする時間を持つことが大切です。お散歩や読書などストレス発散をすることは歯だけでなく体全体にとっても大切です。
痛みが1週間以上続く場合は、再度歯科医院を受診することをおすすめします。原因が特定されれば、適切な治療を行うことで速やかに症状は改善されます。
根管治療後の痛みは、個人差が大きいものの、適切な対処を行えば通常1週間以内に改善されます。不安がある場合は歯科医院へ相談しましょう。