【木更津市版-根管治療症例】複雑な根管形態の歯の根管治療
こんにちは🦷
木更津市畑沢南でマイクロスコープやラバーダムを使った自費専門の根管治療を行っている陽光台ファミリー歯科クリニック🍀院長の渡辺です。
3月に入り、暖かい日が数日続いたことで南房総の玄関口、木更津でも菜の花が見ごろになりました。
菜の花というと、木更津市のお隣、富津市にあるマザー牧場はぜひ行ってみてください。
関東最大級350万本の菜の花畑があり、風の谷のナウシカのような風景が見られますよ。
今回は木更津の田園風景で📸
家のすぐ近くにはこんな素敵な風景が広がっています。
今回は、そんな、木更津市からご来院の患者さんの左下奥歯に対して、根管治療を行った症例をご紹介致します。
根管治療症例紹介
左下の奥歯の痛みがあり、木更津市からご来院しました。
【根管治療治療前】
レントゲン写真では根の先に炎症があり骨が溶けている部分があります(白矢印部) 。
根の治療(根管治療)を提案し、患者様の同意を頂き自費の根管治療をすすめることになりました。
【根管治療中】
根管治療中様子です。
根管が2つあり、途中で合流していました。
歯が茶色なのは、根管治療前に歯表面の消毒を行っているためです。
歯の根の中を清掃し終わった後に内部に薬を詰めていきます。
歯の周りのブルーのシートはラバーダムと言って細菌や唾液の流入を防ぐために行っています。
これを行わない根管治療は雨漏りしているのに床ばかり拭いて、屋根修理しないのと同じです。
根管治療の成功率も格段に低下してしまいますので、根管治療をされる際には必ずラバーダム、マイクロスコープを使用している歯科医院で治療を行うことをお勧めします。
ラバーダムについてはこちらのブログをご覧ください。
根管が合流しているところから白いお薬が出てきているのが下の写真から確認できます。
根管はとても複雑な形をしており、いつも驚かされます😲
だから、根管治療大好きなんですけどね(←歯科🦷では変人です💦)
最後にゴムのお薬で栓をして根管治療終了です。
【根管治療後】
内部に薬を詰めて土台を作った直後のレントゲン写真です。
薬は根の中に緊密に詰まっています。一部先から漏れている部分もありますが、のちに吸収されていきます。レントゲンからも2つの根管が合流していることがわかります。
無事に1回で根管治療が終了しました。
奥歯は複数の根があり、根の病気になると根管治療だけではなかなか治癒させるのが難しいです。しかし、原因となる根の中の細菌をしっかり除去し、抗菌性のある材料で根の中を詰めることが大事です。根管治療後に症状が全くなくなったため、木更津市から来られた患者様はとても喜ばれておられました。
【治療内容】
感染根管治療
【治療回数】
1回
【治療費】
15万円(税別)
※患者さんの状況によって異なります
【治療内容によるリスクなど】
・再治療のため歯が薄くなり、治療後の経過観察中に割れることがある
・治療では根の先を触るので痛みが出ることがある
・膿の袋が再発することがある
・治癒しなかった場合は外科的歯内療法や抜歯の可能性がある
【保険診療で行った根管治療では半分以上の歯が再治療へ】
木更津市はもちろんのこと君津市、富津市、袖ケ浦市だけでなく、市原市、いすみ市、南房総市、鴨川市、館山市、東京都、神奈川県、群馬県、国外はアメリカ、オーストラリアなど幅広い地域の方々が当院に根管治療を受けにご来院いただいております。
・半年以上根管治療を続けている方
・自分の歯を残したい方
・他の歯科医院で抜歯と言われた方
など根管治療についてお悩みの方は当院へご相談ください。
当院では根管治療が必要な患者様の他の歯科医院様からのご紹介を承っております。詳しくはこちらをご覧ください。
では、次回のブログもお楽しみに!
君津市近くの木更津市畑沢南の陽光台ファミリー歯科クリニック
最寄りはJR君津駅
院長 渡辺 泰平(歯学博士)
PERF-JAPAN講師(根管治療)
日本・アジア口腔保健支援機構 第二種感染管理者検定講師
日本顎咬合学会 認定医
日本アンチエイジング歯科学会 認定医
日本健康医療学会 認定医
日本・アジア口腔保健支援機構 第一種感染管理者
健康医療コーディネーター