千葉で治療回数の少ない根管治療なら、マイクロスコープやラバーダムを使用した成功率の高い根管治療を行っている陽光台ファミリー歯科クリニックへお任せください。

根管治療は虫歯が神経まで達してしまった場合や、外傷などにより歯の神経が壊死してしまった場合に行われる治療です。歯の内部には「歯髄」と呼ばれる神経や血管を含む組織があり、この部分に細菌感染が起きると激しい痛みを引き起こします。根管治療では、この感染した歯髄を取り除き、根管(歯の根の中の空洞部分)を清掃し、適切な材料で充填することで歯を保存します。

標準的な治療の流れ

診断と準備:レントゲン撮影で状態を確認し、局所麻酔を行います
アクセス:治療のために歯に小さな穴を開けます
歯髄除去:感染した神経や組織を専用の器具で取り除きます
根管の清掃と形成:細菌を取り除き、根管を消毒します
根管充填:清掃が完了したら、専用の材料で根管を密閉します
最終修復:治療後の歯を保護するため、多くの場合クラウン(被せ物)を装着します

根管治療の流れ

この治療プロセスは、感染の程度や歯の状態によって複数回の通院が必要となります。

 

根管治療の標準的な通院回数と頻度

「根管治療は何回通えば終わるの?」これは患者さんから最もよく受ける質問の一つです。治療計画を立てる上で、通院回数の見通しを知ることは重要ですね。ここでは、一般的な根管治療の通院回数と頻度について解説します。

一般的な通院回数の目安

根管治療の通院回数は、主に以下の要素によって変わります。

・歯の種類:前歯は通常1〜3回、奥歯は3〜5回程度
・感染の程度:軽度の場合は短期間、重度の場合はより多くの回数
・根管の複雑さ:根の数や形状が複雑なほど回数が増える傾向

平均的な症例では、根管治療は3〜4回の通院で完了することが多いですが、これはあくまで目安です。単純な前歯の場合は2回程度で終わることもあれば、複雑な奥歯や再治療の場合は5回以上かかることもあります。

模型で根管治療

 

通院の頻度(間隔)について

通院の間隔も治療の進行状況によって変化します。

・初回〜2回目:通常1週間程度の間隔を空けます
・中間処置:薬剤を入れて様子を見る場合、1〜2週間の間隔
・最終充填前:症状が落ち着いていることを確認するため、1〜2週間後
・最終修復(被せ物など):根管充填後、約1〜2週間後

治療中に痛みや腫れなどの症状がある場合は、予定していた間隔より早く通院する場合もあります。

 

 

症例の複雑さによる違い

治療の回数や期間は、症例の複雑さによって大きく異なります。

・単純なケース:1本の根を持つ前歯で、感染が軽度の場合は2〜3回
・標準的なケース:小臼歯(奥から2番目あたりの歯)で3〜4回
・複雑なケース:大臼歯(一番奥の歯)や再治療の場合は4〜6回以上

また、歯に亀裂がある場合や特殊な解剖学的構造を持つ場合、さらに回数が増えることがあります。

 

治療期間に影響する要因

根管治療の期間は患者さんごとに異なります。「なぜ友人は2回で終わったのに、私は5回も通わなければならないの?」といった疑問をお持ちの方も多いでしょう。ここでは、治療期間に影響を与える主な要因について詳しく解説します。

歯の状態や感染の程度

治療期間を左右する最も重要な要素は、歯の感染状態です。

・急性炎症の有無:強い痛みや腫れを伴う場合、まずはその症状を落ち着かせる処置が必要になります
・感染の広がり:根の先に膿の袋(歯根嚢胞)ができている場合、治癒には時間がかかります
・細菌の量:洗浄や消毒の回数が増えることがあります
・症状の経過:長期間放置されていた場合、治療に時間がかかりやすくなります

根管治療

 

治療部位による違い

歯の種類や位置によっても治療の複雑さは変わります。

・前歯:通常1〜2本の根で構造が単純なため、治療は比較的短期間
・小臼歯:1〜2本の根があり、中程度の複雑さ
・大臼歯:3〜4本の根があり、根管も湾曲していることが多く、治療が複雑
・下顎の奥歯:開口が難しい位置にあり、技術的に難度が高い場合も

歯

また、歯科用マイクロスコープを使用することで、複雑な根管でも精密な治療が可能になり、成功率の向上につながっています。マイクロスコープを使用した根管治療について詳しくはこちらをご覧ください。

さらに、定期的な通院が難しい状況や、治療中の指示を守れるかどうかも重要な要素です。特に噛み合わせの強い方は、治療中の歯に過度の力がかからないよう注意が必要です。
治療期間はこのように様々な要因の組み合わせで決まりますが、最終的には確実な治療結果を得るための「必要な時間」と考えるとよいでしょう。

 

当院での精密根管治療の治療回数

当院では、マイクロスコープやラバーダムを使用した世界基準の精密根管治療を行っています。1回60〜90分の治療時間で1〜3回の回数で治療が終わります。治療は自費診療となり、事前に複数回のご予約をお取りすることも可能です。根管治療でお悩みの方は一度当院へご相談ください。

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治療を円滑に進めるためのアドバイス

根管治療をスムーズに、そして確実に完了させるためには、歯科医師の技術だけでなく、患者さんのご協力も大切です。ここでは、治療をより良い形で進めるためのポイントと、よくある質問についてお答えします。

通院計画を守るメリット

規則的な通院は治療の成功率を高めます。

・治療の連続性:適切な間隔での通院により、処置の効果を最大化できます
・感染の再発防止:治療の中断は細菌の再増殖リスクを高めます
・治療期間の短縮:予約通りに通院することで、全体の治療期間を短くできることも
・最終的な歯の保存率向上:計画的な治療は長期的な成功につながります

 

治療中の注意点

治療期間中は以下の点にご注意ください。

・仮の詰め物を大切に:治療の合間に入れる仮の詰め物が取れたら歯科医院へ連絡しましょう
・過度な咬合力を避ける:治療中の歯で硬いものを噛まないようにしましょう
・口腔内清潔の維持:治療中こそ丁寧な歯磨きが重要です
・違和感の報告:治療の間に違和感や痛みが出た場合は、我慢せずにお伝えください

治療中は歯の状態が不安定なこともあるため、特に注意が必要です。

 

根管治療の通院回数と期間を理解する

根管治療は「歯を残す」ための重要な治療法であり、虫歯が神経まで達した場合や外傷により歯の神経が損傷した場合に行われます。この記事では、多くの患者さんが気にされる「通院回数」と「治療期間」について詳しく解説しました。
通常、根管治療は歯の種類や感染状態にもよりますが、平均で7〜8回の通院が必要となります。前歯のような単純な症例では2〜3回、複雑な奥歯や再治療の場合はさらに回数がかかることもあります。通院の間隔は1〜2週間程度で、全体の治療期間は約1〜2ヶ月となることが一般的です。
治療期間に影響する主な要因としては、歯の感染度合い、歯の種類(前歯か奥歯か)、根管の複雑さ、患者さんの全身状態などが挙げられます。治療を成功させるためには、計画的な通院と医師の指示に従うことが大切です。治療中の仮の詰め物を大切にし、治療中の歯に過度の負担をかけないよう注意しましょう。また、違和感や痛みがあれば早めに相談することで、より良い治療結果につながります。
歯は一生の大切なパートナーです。根管治療を適切に行い、最終的な修復処置をしっかりと行うことで、自分の歯を長く保つことができます。治療に関する不安や疑問があれば、遠慮なく担当医にご相談ください。私たちは患者さん一人ひとりに合わせた最適な治療計画をご提案し、健康な口腔環境を取り戻すお手伝いをします。

医師 チーム

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医師紹介

理事長 渡辺 泰平(歯学博士)

資格

PERF-JAPAN講師(根管治療)

MicroPe​x Hygienic Laboratory講師(歯周病治療)

Karl Kaps Germany 認定講師(マイクロスコープ)

日本・アジア口腔保健支援機構 第二種感染管理者検定講師

日本顎咬合学会 認定医

日本アンチエイジング歯科学会

認定医日本健康医療学会 認定医

日本・アジア口腔保健支援機構 第一種感染管理者

健康医療コーディネーター

陽光台ファミリー歯科クリニック