根管治療後、数年経って腫れた!原因と対処法を徹底解説
千葉でマイクロスコープやラバーダムを使用した世界基準の精密根管治療なら陽光台ファミリー歯科クリニックへ。
今日は、過去に根管治療をしたけれど数年経って腫れや痛みが出てしまった場合の原因や対策についてお話していきます。
根管治療をして数年後に腫れる原因
根管治療後に腫れる主な原因は、以下の3つです。
●根管(歯の根っこの管)内の細菌感染
前回の根管治療で除去しきれなかった細菌が再び繁殖し、感染を引き起こすことがあります。
●歯の根の先に膿の袋ができる
根管内の感染の取り残しによって根の先に膿が溜まります。
●歯根破折
根管治療をして歯が薄くなることで、歯の根が割れる歯根破折が治療後に起こることがあります。
これらの原因により、根管周囲の組織が炎症を起こし、腫れや痛みを引き起こします。そもそも保険診療で行う一般的な根管治療の成功率は50%以下ですので、半分以上は失敗しています。そのため、腫れや痛みが出てしまうことがよくあります。
根管治療後の腫れの症状
●歯ぐきの腫れ
歯ぐきが赤く腫れ、触ると痛むことがあります。
●痛み
ズキズキとした痛みや、噛むと痛むことがあります。
●排膿
歯ぐきから膿が出ることがあります。
これらの症状が現れた場合は、早めに歯科医院を受診しましょう。
根管治療後の腫れの治療法
●再根管治療
再度根管治療を行い、根管内を徹底的に洗浄・消毒します。
●外科的歯内療法
根の先の病巣を切除する歯根端切除術や、歯を抜いてお口の外で処置をしてから元あった場所に戻す意図的再植法を行います。
●抜歯
いずれの場合も、早期の治療が大切です。
根管治療後の腫れを放置するリスク
●症状の悪化
腫れや痛みがひどくなり、日常生活に支障をきたすことがあります。
●周囲の歯への影響
感染が周囲の歯に広がり、新たな感染を引き起こすことがあります。
●全身への影響
重度の感染の場合、全身に影響を及ぼすことがあります。
●抜歯
最悪の場合、抜歯が必要になることがあります。
腫れを放置せず、早めに歯科医院を受診しましょう。腫れを放置してしまった場合のリスクについて詳しくはこちらをご覧ください。
根管治療後の腫れの予防法
根管治療後の腫れを予防するには、以下の点に注意しましょう。
●根管治療の成功率が高い歯科医院を選ぶ
マイクロスコープや歯科用CTなど、精密な治療が可能な設備が整っている歯科医院を選びましょう。
●根管治療後のケアをしっかり行う
歯科医師の指示に従い、適切なケアを行いましょう。
●定期検診を受ける
定期的に歯科医院を受診し、早期発見・早期治療に努めましょう。
根管治療後に数年経って腫れる原因は、根管内の細菌感染、根尖病変の悪化、歯根破折などが考えられます。症状としては、歯ぐきの腫れ、痛み、排膿などが挙げられます。治療法は原因によって異なりますが、いずれも早期の治療が大切です。腫れを放置すると、症状の悪化や周囲の歯への影響、全身への影響など、さまざまなリスクがあります。根管治療後の腫れを予防するためには、根管治療の成功率が高い歯科医院を選び、治療後のケアをしっかり行うことが大切です。定期検診を受け、早期発見・早期治療に努めましょう!
当院では、マイクロスコープやラバーダムを使用した世界基準の精密根管治療を行なっています。他院で抜歯と言われてしまった、過去に根管治療をした歯が痛い、腫れてしまった、質の高い根管治療をしたい方は陽光台ファミリー歯科クリニックへご相談ください。
LINEもしくはお電話(0438-38-4854)からご予約ができます。
医師紹介
理事長 渡辺 泰平(歯学博士)
資格
PERF-JAPAN講師(根管治療)
MicroPex Hygienic Laboratory講師(歯周病治療)
Karl Kaps Germany 認定講師(マイクロスコープ)
日本・アジア口腔保健支援機構 第二種感染管理者検定講師
日本顎咬合学会 認定医
認定医日本健康医療学会 認定医
日本・アジア口腔保健支援機構 第一種感染管理者
健康医療コーディネーター