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初診のご予約から根管治療、被せ物が入るまでの流れをご紹介します。
ご予約〜根管治療に入るまで
まずはお電話(0438-38-4854)にてご予約をお取りください。※当院は予約制です。当日のご予約はお受けできないことがありますのでご了承ください。
初診時のカウンセリングではトリートメントコーディネータによるカウンセリングを行います。
しっかりとお時間を取り、現在の症状やお悩み、不安をお聞かせ下さい。
その上で、レントゲンや口腔内の写真撮影、お口の中全体を診て診査・診断を行います。
現在のお口の中の状態を分かりやすくご説明し、今後必要な処置や治療についてお話します。ご不明な点なども随時お気軽にご相談下さい。
当院で行う根管治療や被せ物、費用について詳しくご説明させて頂きます。
当院では自費による根管治療を行なっております。
保険診療での根管治療と自費診療での根管治療の違いについての説明はもちろん、
患者様にご納得頂いてから治療がスタートします。
根管治療
まずは治療を行う前に麻酔を行います。 麻酔の効果により治療中はなるべく痛みが少なく感じるとは思いますが、 患者様によっては麻酔が効きづらい方もいらっしゃいます。 その際はお気軽にお申し付け下さい。 虫歯が残っていると再発の原因になります。 虫歯が青く染まる「う蝕検知液」を使い虫歯を全て取り除きます。 また、被せ物や土台が入っている場合も除去致します。 金属の土台が入っている場合には歯が割れないよう、 ゆっくりと外していきますのでお時間がかかることがあります。
ラバーダムシートをつけて治療を行います。ラバーダムシートは治療する歯のみをシート上に出し、唾液が入らない環境を作ります。残っている歯が少なく、ラバーダムシートをつけるのが難しい場合には歯科用のプラスチックで壁(隔壁)を作り歯の高さを出します。この隔壁により唾液が入らない環境を作ります。お口の中にはつっかえ棒の役割をする道具(バイトブロック)を入れ、お口をずっと開けている辛さを軽減致します。また、お口の中に溜まった唾液を吸うバキュームも入ります。
根管の上にある髄室を削ります。これにより根管に治療器具(ファイル)を入れやすくする、破折リスクを下げるために器具への負担を減らします。その後、ファイルを根管の先端まで通し、これを穿通と言います。
感染した神経を取り除いたら、根管内にお薬を入れるために根管を広げます。保険診療の場合、ステンレスでできた堅いファイルを使いますが、当院では自費による根管治療を行なっていますので、形状記憶の柔らかいニッケルチタン(Ni-Ti)のファイルを使用します。ニッケルチタンのファイルは、柔軟性があるため根管の形を壊しにくく、根管内の感染の取り残しが少ないといった特徴があります。また、EMR(電気的根管長測定器)を使って根管の長さを測ります。これまでに根管治療の経験がある方は、治療中に「ピピピ」という音を聞いたことがあるかと思います。これはEMRを使って根管長を測定している時の音になります。
根管内を消毒液でしっかりと洗浄し汚れを取り除きます。洗浄が不十分だと再治療のリスクが高まります。根管治療において最も重要な工程と言える部分になります。
根管の先端までお薬を詰めます。当院では保険診療では使用できないMTAやバイオセラミックと呼ばれる根管充填材を使用しています。MTAやバイオセラミックは体と相性が良く根管内の殺菌効果があります。
根管治療後、歯に土台を立てます。当院では、支台築造にはファイバー繊維もの(ファイバーコアシステム)を使っております。こちらは金属とは違う素材を使用しているので金属アレルギーの心配がありません。また、しなやかさがあるため歯が割れることを防ぐといった特徴があります。
被せ物
治療した歯に仮歯を被せ、およそ3ヶ月に1回くらいのペースでレントゲンを撮りながら経過観察を行います。仮歯で過ごしていただくことにより、噛み合わせの確認をしたり被せ物を入れた後に痛みが発生することを防ぎます。
痛みや腫れなどの症状がなく、レントゲンで治癒が確認できたら最終的な被せ物や詰め物(補綴物)を入れます。補綴物の質についても根管治療の成功率に大きく関わってきますので、質の高い補綴物が必須になります。下の表を見て頂くと分かるように、精度の高い根管治療をしても質の低い被せ物を入れてしまうと成功率が大きく下がってしまいます。
根管治療は歯を残す最後の砦の治療だと思っています。
何歳になろうと自分の歯で美味しく食事が出来る、と言う事は人生を豊かにする大切な要素だと考えています。当院では根管治療に関する研究・研修を行なっている専門機関であるPERF-JAPANの講師を務める院長自ら成功率の高い治療を提供しております。残すべき歯、残す努力ををするべき歯、残してはいけない歯など的確に診断と判断を行い最善を尽くします。
これまでは虫歯の進行に合わせ、歯の神経を抜くと言う選択をしてきたこともあるかと思います。
しかし、最近では歯科医療技術の進歩やマイクロスコープなどの機器類によって歯の神経を残すと言う選択が出来るようになりました。
歯の神経を抜いてしまうことにより、栄養分が十分に行き届かなくなり歯の根が折れやすくなってしまいます。
つまり、歯の神経を残すことにより、ご自身の歯を残せる可能性は高くなるのです。
もちろん神経を残せる状態なのか、神経を残せない状態なのかは様々です。
歯の神経が残せる状態であれば歯髄保存と言う歯の神経を残す治療を行います。
歯の神経が残せないと判断した場合は精密な根管治療に移っていきます。
歯の神経や血管などがある部分の事を歯髄と呼びます。 歯髄によって歯は虫歯菌などから守る役割をしています。
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