千葉で歯の根の治療が得意な歯医者、陽光台ファミリー歯科クリニックです。

「歯の根の治療(根管治療)を受けている最中、口の中から嫌な臭いがして気になる…」と悩まれる患者さんは非常に多くいらっしゃいます。

臭い

結論から申し上げますと、治療中に臭いが発生すること自体は珍しいことではありません。

主な原因は、歯の根(根管)の中に溜まった細菌や、分解された組織です。根管治療とは、虫歯が歯の神経(歯髄)まで達した際、感染した神経や膿を取り除き、根の中を殺菌・消毒する治療です。この治療プロセスの中で、以下の理由により臭いが発生します。

根管内の細菌が発するガス: 根の中に潜む細菌が、腐敗した神経や組織を分解する際に、ドブや生ゴミのような強い臭いを持つガスを生成します。

仮封(仮の蓋)の隙間からの漏れ出し: 治療期間中は根の中に薬を入れ、仮の蓋をします。しかし、噛み合わせの圧力や経時変化によって仮封にわずかな隙間が生じると、中の臭いが口の中に漏れ出ることがあります。

治療中の開放状態: 根管内を掃除する際、蓋を外した瞬間に溜まっていた臭いが一気に広がることがあります。

このように、根管治療中の臭いは「中に潜んでいた細菌や汚染物質が出てきている証拠」でもあります。

どんな臭いがする?臭いの種類と状態(ドブ・生ゴミ・薬の臭い)

根管治療中に感じる臭いにはいくつかの種類があり、その臭いの質によってお口の中の状態をある程度推測することができます。

① ドブ臭い・生ゴミのような臭い(細菌・膿の臭い)
最も多く相談を受けるのが「ドブのような臭い」「生ゴミが腐ったような臭い」です。これは、根の先端に膿が溜まっている(根尖性歯周炎)場合や、歯の神経が腐敗(歯髄壊死)している場合に発生します。

生ゴミ

② 薬品のような臭い(消毒薬の臭い)
「歯医者さん独特の薬の匂いが口の中に広がる」という場合は、根管内に充填した消毒薬(の臭いです。これは細菌の臭いではなく、治療のための薬剤が仮の蓋から微量に揮発している状態です。人体に害のない範囲で使用されているため、過度に心配する必要はありません。

③ 焦げたような臭い・酸っぱい臭い
根管内を乾燥させたり、温めたゴム状の材料(ガタパーチャ)で根を密閉したりする際に、かすかに焦げたような臭いを感じることがあります。また、虫歯菌が酸を作り出すことで甘酸っぱい・酸っぱい臭いを感じるケースもあります。

臭いを放置するとどうなる?考えられるリスクとトラブル

「少し臭うけれど、痛みはないから放っておこう」と放置するのは非常に危険です。臭いは根管内トラブルのサインである可能性が高いためです。

病変の拡大と骨の破壊: 臭いの原因である細菌感染を放置すると、歯の根の先端に大きな病巣(根尖病巣)が形成されます。進行すると顎の骨を溶かし、最悪の場合は歯を抜かなければならなくなります。

激痛や顔の腫れ: 普段は症状がなくても、体調不良や免疫力の低下に伴い、急激に細菌が増殖して激しい痛みや顔全体の腫れを引き起こすことがあります。

抜歯リスクの増大: 何度も感染や治療を繰り返すことで歯の壁が薄くなり、歯根破折(根が割れること)を起こして抜歯に至るケースも少なくありません。

歯根破折

臭いが続く場合や、通院しているにもかかわらず改善しない場合は、感染源を取り残している可能性があります。

治療中の臭いを和らげる・解決するための具体的な対処法

根管治療中の気になる臭いに対して、ご自身でできることと歯科医院で行うべき対処法をまとめました。

歯科医院で行うべき対処法
仮の蓋(仮封)の付け直し・強度の変更: 仮封が擦り減っていたり隙間ができている場合は、蓋を付け直すことで臭いの漏れを防ぎます。

根管内の再洗浄・薬剤の変更: 根の中の洗浄を念入りに行い、殺菌作用の強い薬剤へ変更することで細菌数を減らします。

無菌的な治療環境(ラバーダム)の導入: 治療時に「ラバーダム」というゴムのシートを使用することで、唾液に含まれる細菌が根の中に入るのを防ぎます(基本的には自費診療となります)

ラバーダム

ご自宅でできるセルフケア
仮の蓋の周りを優しく清掃する: 治療中の歯の周りに汚れが溜まると臭いの原因になります。タフトブラシやフロスを使い、仮の蓋を外さないよう優しく汚れを落としましょう。

マウスウォッシュ(洗口液)の活用: 殺菌成分の入ったマウスウォッシュを使用することで、口内の浮遊菌を減らし、一時的に臭いを抑えることができます。

※爪楊枝などで仮の蓋を突いて剥がそうとする行為は、再感染の原因となるため絶対におやめください。

なぜ臭いや痛みが繰り返されるのか?当院の「精密根管治療(自費診療)」という選択肢

「何度通っても臭いが消えない」「治療が終わったはずなのに数年後にまた痛む」という経験はありませんか?

一般的な保険診療の根管治療では、時間や使用できる器材に制約があるため、複雑に入り組んだ根の中の細菌を完璧に取り除くことが難しい場合があります。

当院の精密根管治療(自費診療)の強み
当院では、大切な天然歯を抜かずに残し、再発・再治療の連鎖を断ち切るために「精密根管治療(自費診療)」を行っています。

マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)による可視化: 肉眼の最大数十倍に拡大して治療を行います。肉眼では見えない暗く複雑な根の奥まで直接確認しながら、潜んだ感染源や殺菌の取り残しを徹底除去します。

マイクロスコープ

歯科用CTによる立体的な診断: 従来の平面レントゲンでは見逃されがちな、複雑な根の枝分かれや小さな病巣を3次元画像で正確に把握します。

CT

ラバーダム防湿による徹底した無菌管理: 唾液中の細菌が根の中に進入するのを完全に防ぐため、ラバーダム防湿を徹底して行います。

高精度なニッケルチタンファイルと厳選された薬剤: 柔軟性の高い専用器具で根の形を崩さずに清掃し、殺菌効果の高い無菌的な充填材(MTAセメントなど)を使用して根の中を隙間なく密閉します。

「他院で抜歯と言われた」「いつまでも治療が終わらず臭いが消えない」とお悩みの方こそ、当院の精密根管治療をご検討いただきたいと考えております。

まとめ:諦める前にご相談ください。精密根管治療で不快な臭いと再発の不安を解消

歯の根の治療中に発生する臭いは、根の中に残った細菌や膿が原因であることがほとんどです。「いつまでも臭いが消えない」「何度も治療を繰り返している」とお悩みの場合は、根本的な感染源が取り除けていない可能性が高いと言えます。

歯は一度抜いてしまうと二度と元には戻りません。当院では、マイクロスコープやCTを駆使した精密根管治療(自費診療)により、感染源を徹底的に除去し、再発させないための質の高い治療を提供しています。

「この臭いは大丈夫?」「自分の歯を残せる可能性はある?」とお悩みの方は、ぜひ一度当院へご相談ください。丁寧なカウンセリングと精密診断で、あなたの大切な歯を守るための最適な治療プランをご提案いたします。

ごあいさつ

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千葉県木更津市畑沢南5-22-27

医師紹介

理事長 渡辺 泰平(歯学博士)

資格

PERF-JAPAN講師(根管治療)

PERF-JAPAN認定専門医

MicroPe​x Hygienic Laboratory講師(歯周病治療)

Karl Kaps Germany 認定講師(マイクロスコープ)

日本・アジア口腔保健支援機構 第二種感染管理者検定講師

日本顎咬合学会 認定医

日本アンチエイジング歯科学会

認定医日本健康医療学会 認定医

日本・アジア口腔保健支援機構 第一種感染管理者

健康医療コーディネーター

陽光台ファミリー歯科クリニック