根管治療中の「ピーピー」音、その正体と役割を徹底解説!
こんにちは。千葉県きさらづでマイクロスコープを使用した成功率の高い根管治療を行っている根管治療スペシャリストの歯医者🦷陽光台ファミリー歯科クリニック🍀理事長の渡辺泰平です。
みなさんは歯医者さんで根管治療を受けているとき、あの『ピーピー』という音、気になったことはありませんか?
『いったい何の音?』『何か悪いことが起きているの?』と不安に思われた方もいるかもしれません。
今回は、そんな根管治療中の『ピーピー』音の正体と、その大切な役割について、わかりやすく解説していきます。
音の正体は「根管長測定器」
あの『ピーピー』音の正体は、『根管長測定器』という医療機器の音です。
この機器は、歯の根っこの長さを正確に測定するために使われます。歯の根っこの長さは、見た目やレントゲンだけでは正確に把握できません。そこで、根管長測定器の出番となるわけです。
根管長測定器は、ファイルという細い器具を根っこの中に挿入し、電気抵抗を測定することで根っこの長さを計測します。ファイルが根っこの先端に近づくと、『ピーピー』という音が鳴り、歯科医師に知らせる仕組みになっています。
音の役割:正確な根管治療のために
根管治療において、根っこの先端までしっかりと治療することは非常に重要です。なぜなら、根っこの先端には細菌が溜まりやすく、不十分な治療は再感染のリスクを高めてしまうからです。
根管長測定器の『ピーピー』音は、歯科医師が根っこの先端まで正確に治療を進めているかを確認するための重要な指標となります。この音があることで、歯科医師は正確な治療を行うことができ、患者さんの再発リスクを減らすことにつながります。
まとめ:根管治療の精度を高めるために
根管治療で聞く『ピーピー』音は、根管長測定器が発する音であり、正確な根管治療を行う上で欠かせないものです。この音は、根っこの先端までしっかりと治療が行われているかを知らせてくれる、大切な役割を果たしています。
もし、根管治療中にこの音が聞こえたら、『ああ、先生が丁寧に治療してくれているんだな』と安心してくださいね。
根管治療に関する情報
このブログでは、他にも根管治療に関するさまざまな情報を発信しています。ぜひ、他の記事も参考にしてみてください。
医師紹介
理事長 渡辺 泰平(歯学博士)
資格
PERF-JAPAN講師(根管治療)
MicroPex Hygienic Laboratory講師(歯周病治療)
Karl Kaps Germany 認定講師(マイクロスコープ)
日本・アジア口腔保健支援機構 第二種感染管理者検定講師
日本顎咬合学会 認定医
認定医日本健康医療学会 認定医
日本・アジア口腔保健支援機構 第一種感染管理者
健康医療コーディネーター