こんにちは。千葉県で顕微鏡を使った成功率の高い精密根管治療をしている歯医者、陽光台ファミリー歯科クリニックです。

家の庭からいい匂いがするな〜と思ったら、水仙が咲いていました🌼

水仙

水仙の花言葉は「自己愛」「うぬぼれ」で、花が下を向いていることが自分がうぬぼれていたことを知り、落ち込む様子に見えることからきているそうです。

千葉県で水仙といえば鋸南町の水仙ロードが有名ですよね。

水仙ロード

見頃を迎える今の時期は水仙のライトアップもしているようです。冬の住んだ空気の中で輝くライトと冬に咲く花のコラボレーション、素敵ですよね✨

鋸南町から当院へ根管治療を受けに来院された患者さんもいらっしゃいます。症例は下記からご覧ください。

【鋸南町から来院】虫歯で神経が感染してしまったため根管治療を行いました

 

さて今回は「根管治療と顕微鏡」がテーマです。

当院で全ての処置に欠かせないのが歯科用顕微鏡「マイクロスコープ」です。お口の中を拡大して肉眼ではわからない細かな部分をしっかり確認できるのが最大の特徴です。そしてこの歯科用顕微鏡であるマイクロスコープが根管治療の成功にも欠かせないものになります。根管治療と顕微鏡について詳しく解説していきます。

マイクロスコープ

根管治療とは?

根管治療は、歯の神経(歯髄)が細菌に感染したり、損傷したりした場合に行われる治療法です。歯の根の中にある感染した神経や細菌を取り除き、根管をきれいに清掃・消毒して、最後に根管を充填材で密閉します。

従来の根管治療の問題点

従来の根管治療は、肉眼で行われるため、肉眼では見えない細かな部分まで完全に治療することが難しく、再治療が必要になるケースも少なくありませんでした。また、根管の形は人それぞれ異なり、複雑な形状の根管の場合、治療が難しく、成功率が低いという問題もありました。

根管治療は、歯を残す上で非常に重要な治療法ですが、従来の治療法では、再治療のリスクが高く治療の成功率が低いのが現状です。治療を成功させて大切な歯を残すために重要なのが歯科用の顕微鏡であるマイクロスコープを使った精密根管治療です。

再治療のリスクを減らし、自分の歯を長く健康に保つためには、歯科用顕微鏡マイクロスコープ)を使った治療を検討することがおすすめです。

 

歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)とは?

歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)とは、肉眼では見えない小さなものを拡大して観察するための光学機器です。歯科治療においては、歯の内部の細かな構造や、肉眼では確認できないような小さな虫歯やヒビなどを拡大して観察することができます。

歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)の仕組みと特徴

歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)には、高倍率のレンズと照明装置が組み込まれており、これにより歯の内部を鮮明に拡大することができます。また、モニターに画像を映し出して記録することができるので、患者さんにも治療の様子や歯の状態をお見せすることができます。

 

歯科治療における歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)の役割

歯科治療において歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)は、以下のような役割を果たします。

・精密な診断: 肉眼では見ることができないような小さな虫歯やひび割れなどを早期発見することができます。

顕微鏡でみたマイクロクラック
・正確な治療: 拡大された視野の下で、より精密な治療を行うことができます。
・感染予防: 根管治療においては、細い根管内を確認しながら治療ができるため、治療の精度が上がり再治療のリスクを低減します。
・患者さんへの説明: 治療の様子を記録することができモニターで確認してもらうことで、患者さんの不安を軽減し、治療への理解を深めることができます。

歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)は、歯科治療の精度を飛躍的に向上させることができる画期的な機器です。特に根管治療においては、その効果が大きく期待されています。

 

歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を使った根管治療のメリット

歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を使った根管治療は、従来の根管治療に比べて、多くのメリットがあります。

・より精密な治療が可能: 肉眼では見ることができないような細かな根管の形状や、残存している感染源を正確に確認し、治療することができます。

マイクロ下での根管治療
・再治療のリスク低減: 根管内の感染源をより確実に除去できるため、再治療のリスクを大幅に低減することができます。
・治療期間の短縮: 精密な治療により、治療回数を減らすことができ、治療期間の短縮が期待できます。
・痛みの軽減: 精密な治療により、歯の健康な部分を傷つけるリスクが低減され、痛みが少なく済む場合があります。

歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を使った根管治療は、患者さんにとって多くのメリットをもたらす治療法です。より快適に、そしてより確実に歯を残したい方には、ぜひ歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を使った根管治療を検討してください。

 

歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を使った根管治療のデメリットと注意点

歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を使った根管治療には、以下のようなデメリットと注意点があります。

・自費診療となることがある: 歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用する精密根管治療は自費診療となることがあるため、費用が高額となること場合があります。
・治療時間が長くなる場合がある: より精密な治療を行うため、治療時間が長くなる場合があります。自費診療での根管治療は1回の治療時間を60分〜いただくことがあります。
・すべての歯科医院で対応しているわけではない: 歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を導入している歯科医院は、まだそれほど多くありません。

歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を使った根管治療は、メリットの多い治療法ですが、デメリットや注意点も理解しておく必要があります。治療を受ける前に、歯科医師にしっかりと相談し、自分に合った治療法を選ぶことが大切です。

 

歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を使った根管治療で、自分の歯を長く健康に

歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を使った根管治療は、歯の根の治療において、より精密で確実な治療を行うことができる画期的な治療法です。再治療のリスクを低減し、自分の歯を長く健康に保つためには、歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を使った治療を検討することがおすすめです。

もし、歯の痛みや違和感を感じたら、早めに歯科医院を受診し、歯科医師に相談することをお勧めします。

当院では歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を使用した成功率の高い精密根管治療だけでなく歯周病治療も行っています。歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)を使った精密な治療について、ご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。

陽光台ファミリー歯科クリニック