根管治療の再治療|原因と症状、治療の流れを徹底解説
こんにちは!千葉県で再治療にならない、成功率の高い根管治療をしている歯医者、陽光台ファミリー歯科クリニックです。
先週、クリニックの新しい診療室に診療チェアが入りました。
昨日からウッドデッキの工事も始まり、いよいよ完成に近づいています。診療室内は今後マイクロスコープやモニター、カウンセリング用のテーブルと椅子などが設置されます。完成が楽しみです^^
本日は、根管治療の再治療についてのブログです。昨日、根管治療の再発について解説しましたのでこちらも併せてご覧ください。
過去に根管治療をしたにも関わらず、歯の根っこの中で再び細菌が繁殖し、炎症や痛みが生じると根管治療の再治療が必要になります。
根管治療の再治療は、初回の治療よりも難易度が高くなることがありますが、精度の高い根管治療を行うことで、自分の歯を長く使い続けることができます。
根管治療の再治療が必要になる原因と症状
根管治療の再治療が必要になる原因は、主に以下の3つです。
・細菌の再感染
根管内に細菌が残っていたり、新たな細菌が侵入したりすることで、再び感染が起こることがあります。
・治療の不備
根管の消毒が不十分だったり、詰め物が適切でなかったりすると、細菌が繁殖しやすくなります。
・質の悪い被せ物や詰め物
被せ物や詰め物の質が悪いと隙間から根管内に細菌が侵入し、感染を起こします。また。自分の歯と被せ物との間に段差があると、汚れが溜まり、虫歯の原因となります。
根管治療の再治療が必要になると、以下のような症状が現れることがあります。
・歯の痛み
歯の痛みや違和感、噛むときに痛みが生じることがあります。
・歯茎の腫れ
歯茎が赤く腫れたり、膿が出たりすることがあります。
・口臭
口臭が気になったり、膿のような臭いがすることがあります。
これらの症状が現れた場合は、早めに歯科医院を受診しましょう。
根管治療の再治療の流れと期間
根管治療の再治療は、以下の流れで進められます。
①検査
レントゲン撮影やCT撮影を行い、根管の状態や感染の程度を確認します。
②治療計画
検査結果をもとに、適切な治療計画を立てます。
③麻酔
局所麻酔を行い、治療中の痛みを軽減します。
④再根管治療
古い詰め物や感染した組織を取り除き、根管内を丁寧に消毒し、密封します。
⑤詰め物や被せ物
根管内を清潔な状態にし、新しい詰め物をします。
⑥経過観察
治療後、定期的に経過観察を行い、再発がないかを確認します。
当院での根管治療の再治療の流れはこちらをご覧ください。
根管治療の再治療にかかる期間は、症状や根管の状態によって異なります。一般的には、数回から数ヶ月程度の治療期間が必要です。当院では、1回60〜90分の治療時間で1、2回で根管治療が終わります。
根管治療の再治療を成功させるためのポイント
根管治療の再治療を成功させるためには、以下のポイントが重要です。
・歯科医師の技術
根管治療の再治療は、高度な技術が必要です。経験豊富な歯科医師に治療してもらうことが大切です。
・精密な検査
レントゲン撮影やCT撮影など、精密な検査を行い、根管の状態を正確に把握することが重要です。
・丁寧な治療
根管内を丁寧に消毒し、清潔な状態にすることが、再発を防ぐために重要です。
・マイクロスコープやラバーダム防湿の使用
根管治療の成功に欠かせないのが、肉眼では確認できない細かな問題も発見・治療できるマイクロスコープと根管に細菌を侵入させないラバーダム防湿です。
ラバーダムをしないで根管治療を行うくらいなら治療しないほうがいいというほど根管治療の成功に欠かせないものです。ラバーダムをしない根管治療のリスクについて、当院のホームページにてご説明していますので、こちらからご覧ください。
・質の高い詰め物や被せ物
根管治療後に入れる詰め物や被せ物の質も、根管治療を成功させるために欠かせません。根管治療と詰め物、被せ物の関係についてはこちらをご覧ください。
・定期的なメンテナンス
治療後も定期的に歯科医院に通い、メンテナンスを行うことで、再発のリスクを減らすことができます。
根管治療の再治療は、歯の寿命を延ばすための重要な選択肢です。精度の高い再根管治療により、初回の治療で得られなかった効果が期待できます。再治療が必要となる原因は様々ですが、早期発見・早期治療が成功への近道となります。一度根管治療をした歯に問題が起きてしまった方は、当院へご相談ください。
精密根管治療を行う歯科医師紹介
理事長 渡辺 泰平(歯学博士)
資格
PERF-JAPAN講師(根管治療)
MicroPex Hygienic Laboratory講師(歯周病治療)
Karl Kaps Germany 認定講師(マイクロスコープ)
日本・アジア口腔保健支援機構 第二種感染管理者検定講師
日本顎咬合学会 認定医
認定医日本健康医療学会 認定医
日本・アジア口腔保健支援機構 第一種感染管理者
健康医療コーディネーター