歯の神経を抜いた後の食事「普通に食べていいの?」
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「歯の神経を抜いた後は、食事が大変になる」と聞いて、戦々恐々としている方も多いかもしれません。確かに、歯科医院では「気をつけてくださいね」と念を押されます。

しかし、結論から申し上げますと、いくつかのポイントさえ押さえておけば、そこまで神経質に食事を制限する必要はありません。 あまりに怖がって栄養が偏ったり、食事がストレスになったりする方が、体にとってはマイナスです。
今回は、「これだけ守れば、あとはリラックスして大丈夫」という現実的な食事の付き合い方をお伝えします。
唯一の「注意点」は麻酔が切れるタイミングだけ
術後の食事において、最も注意が必要なのは食べ物の内容よりも「タイミング」です。
治療から2〜3時間は、まだ麻酔がしっかり効いています。この時だけは、食事の際は気をつけてください。
理由は単純で、「自分の口の中を傷つけないため」です。唇を噛んでも痛みを感じないため、思いがけず強く噛んでしまい、麻酔が切れた後に激痛や腫れに襲われることがあります。

逆に言えば、麻酔さえ切れてしまえば、基本的にはお腹の空き具合に合わせて食事を始めてOKです。
「何を食べればいい?」に対する、ゆるやかな回答
「お粥やゼリーしかダメですか?」と聞かれることがありますが、そんなことはありません。日常生活の中で、少しだけ「避けるもの」を意識するだけで十分です。
基本的には、反対側の歯(治療していない側)を使えば、大抵のものは食べられます。
おすすめ: パスタ、ハンバーグ、煮魚、柔らかいお肉、サラダなど。日常の献立のままで問題ありません。

念のため、これだけは「お休み」してほしいもの
リスクを最小限にするために、以下の2点だけは数日間控えてみてください。
・キャラメル・お餅などの「超粘着系」
治療中の歯には「仮蓋」をしていますが、これは後で外すことを前提に、わざと弱くくっつけてあります。粘り気が強いものは、この蓋をスポンと抜いてしまう可能性があるため、治療が終わるまでは反対側で噛むか、控えるのが無難です。

・氷やナッツの「一点集中」
「歯が割れる」というリスクを心配される方もいますが、これは「ガリッ」という強い衝撃が加わった時に起こります。氷を噛み砕く癖がある方は、治療中の歯では控えるようにしましょう。
「歯が割れる」リスクの正体:そこまで怯えなくていい理由
「神経を抜いた歯は割れやすい」というのは事実ですが、治療したその日にいきなりポロポロと崩れるわけではありません。
神経を抜くと歯に栄養がいかなくなり、長年(数年〜数十年単位)かけて徐々に柔軟性が失われていくからです。治療直後の数日間で、普通の食事をしていて歯が真っ二つになることは稀です。
安心のためのポイント
治療中の歯は、あくまで「工事現場」のようなもの。重機(強い噛み合わせ)をガンガン動かさなければ、倒壊することはありません。
「わざわざ治療中の歯で硬いものを試さない」
「基本は反対側で噛む」
これだけ心がけていれば、過度に「割れるかも……」と怯える必要はありません。
痛みが出た時の対処法:食事を中断すべきサイン
食事をしていて「あ、少し違和感があるな」と感じるのは、実は正常な反応です。根っこの先が一時的に敏感になっているだけなので、心配いりません。
ただし、以下の場合は少し注意が必要です。
・噛むたびにズキッとした鋭い痛みがある
・何もしなくても拍動(ドクドク)するような痛みがある
このような時は、その日の食事を柔らかいもの(スープやゼリーなど)に切り替え、早めに歯科医院へ相談してください。

これは「食べてはいけない」というルールではなく、「今は歯を休ませてあげて」という体からのサインです。
まとめ:リラックスして治療を乗り越えましょう
歯の神経を抜いた後の食事について、ポイントをまとめます。
麻酔が切れるまでは注意。
基本は反対側で噛む。
キャラメルと硬すぎるもの(氷など)だけ避ければ、あとは普段通りでOK。
万が一、仮蓋が取れても慌てずに。(翌日に歯医者さんへ連絡すれば大丈夫です)
歯科治療はただでさえストレスがかかるものです。食事くらいは、あまり制限しすぎず、好きなものを楽しんでください。少しの「慎重さ」さえあれば、あなたの歯はしっかりと守られます。
あまり気負わず、まずは今日の夕食をゆっくり味わうことから始めてみてくださいね。
