こんにちは。千葉で成功率の高い精密根管治療なら陽光台ファミリー歯科クリニックへご相談ください。

根管治療の失敗は、患者さんにとって深刻な問題となる可能性があります。失敗とは具体的に、治療後も痛みや腫れが続く状態や、レントゲン写真で根の先に影(病巣)が残存している状態を指します。

再根管治療(感染根管治療)の症例2の術前

典型的な症状として、以下のようなものが挙げられます

・噛み合わせ時の違和感や痛み

・歯ぐきの腫れや膿の出現

これらの症状は、患者さんのQOL(生活の質)を著しく低下させる可能性があります。また、放置すると周囲の歯や顎の骨にまで影響が及ぶことがあるため、早期発見・早期対応が重要です。

 

根管治療が失敗する主な原因

根管治療の失敗には、様々な要因が関係しています。解剖学的には、複雑に湾曲した根管や副根管の存在が治療を困難にすることがあります。

初回根管治療(抜髄)の根管充填後

技術的な要因としては、根管内の清掃や消毒が不十分な場合や、根の長さの測定ミス、根管充填材(根管内に詰めるお薬)の詰め過ぎなどが挙げられます。これらは高度な技術と経験を要する処置であり、専門的な知識と最新の機器が必要となります。

また、患者さん側の要因として、定期的なメンテナンスの不足や、治療途中での中断なども失敗のリスクを高めます。

 

失敗を防ぐための予防策

失敗を防ぐためには、まず詳細な事前検査が不可欠です。CTやマイクロスコープを用いることで、従来では見えなかった細かな根管の形状まで把握することができます。

CT マイクロスコープ

適切な治療計画の立案も重要です。患者さんの状態や希望を考慮しながら、最適な治療方針を決定します。必要に応じて、専門医への紹介も検討します。

また、マイクロスコープや電気的根管長測定器など、最新の治療機器を使用することで、より精密な治療が可能となります。

 

失敗した場合の対処法

根管治療が失敗した場合でも、再治療が可能な場合があります。再治療では、前回の充填材を慎重に除去し、より詳細な検査と処置を行います。

場合によっては、外科的歯内療法(歯根端切除術や意図的再植法など)や、抜歯後のインプラント治療などの選択肢も考慮します。どの治療法を選択するかは、症状や状態によって異なります。

当院では他院で抜歯と言われてしまった歯を精密根管治療により残し、現在もご自身の歯で過ごされていらっしゃる方がたくさんいらっしゃいます。自分の歯を残したいという方はぜひ一度当院へお気軽にご相談ください。初診の方は、お電話(0438-38-4854)またはLINEからご予約ください。

 

根管治療を受ける歯医者選びで気をつけるべきポイント

医院選びでは、以下の点に注目してください

・最新の治療機器(特にマイクロスコープとラバーダム防湿)の有無

・歯科医師の経験と技術

・丁寧な説明と十分な治療時間の確保

治療中は、定期的な通院が重要です。また、治療後も経過観察や定期的なメンテナンスを継続することが欠かせません。

根管治療の失敗を防ぐためには、適切な診断と治療計画、最新の治療技術の活用が不可欠です。また、患者さんご自身による適切な医院選びと、治療への積極的な参加も重要な要素となります。

失敗のリスクを最小限に抑えるためには、専門医による治療と、継続的なメンテナンスが推奨されます。もし不安な症状がある場合は、早めに歯科医院に相談することをお勧めします。適切な対応により、多くの場合、良好な治療結果を得ることが可能です。

 

精密根管治療を行う歯科医師紹介

理事長 渡辺 泰平(歯学博士)

資格

PERF-JAPAN講師(根管治療)

MicroPe​x Hygienic Laboratory講師(歯周病治療)

Karl Kaps Germany 認定講師(マイクロスコープ)

日本・アジア口腔保健支援機構 第二種感染管理者検定講師

日本顎咬合学会 認定医

日本アンチエイジング歯科学会

認定医日本健康医療学会 認定医

日本・アジア口腔保健支援機構 第一種感染管理者

健康医療コーディネーター

陽光台ファミリー歯科クリニック