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さて今回のブログは、神経が死んでしまって変色した歯の治療をご紹介します。

神経が死んでしまって変色した歯といえば、お笑い芸人ハリセンボンの箕輪はるかさんを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか？しっかりと根管治療をしてホワイトニングをすることで、被せ物をしなくても歯を白くすることができます。

今回ご紹介する患者さんは、「前歯が１本だけ色が違っていて直したい」とのことで館山市より来院されました。

患者さんには、歯の神経をとる処置「抜髄（初回根管治療）」が必要なことをご説明し、自費診療にて根管治療を行うこととなりました。

【根管治療】

根管治療では、根管内への唾液の侵入を防ぐラバーダムをつけて、マイクロスコープを使って拡大した視野で治療を行います。根管治療では、根管内の細菌を取り除くことが重要になります。細菌や感染の取り残しがあると、痛みや違和感が出て再治療や抜歯となってしまうのです。徹底的に根管内を洗浄したら、お薬を根の先まで詰めますが、当院ではバイオセラミックセメント（MTAセメント）を使用しています。これは保険診療では使用できないお薬で、抗菌性があり体との相性が良いのが特徴です。

【ホワイトニング（ウォーキングブリーチ）】

歯の内部にホワイトニング材を入れて歯を白くします。これをウォーキングブリーチといい、ラバーダムをつけて処置を行います。