【君津市版-根管治療症例】診断の難しい根管治療
こんにちは🦷
君津市・木更津市でマイクロスコープやラバーダムを使った自費専門で精密根管治療を行っている陽光台ファミリー歯科クリニック🍀院長の渡辺です。
3月に入り、南房総の玄関口、君津や木更津は暖かい日が数日続いたことであいつがやってきてます。
春になるにつれ一部の人に多大なる被害を与える存在。……そう、花粉です。
花粉症持ちの私はティッシュが必需品になってきております🤧
君津市や木更津市の花粉の飛散量は例年並みとのことですので、私も例年通り辛い日々が続きそうです。
さて、今回は君津市の歯医者さんからご依頼いただいた診断の難しい根管治療の症例をご覧ください。
【根管治療症例紹介】
君津市の歯医者さんから左上の前歯が痛いと訴えているが、歯にはなにもなく、診断ができないので診てほしいとご紹介いただき、君津市からご来院された患者さんです。
【根管治療治療前】
レントゲン写真では左上の前歯には確かに問題はなさそうに見えます 。
ここで登場するのが根管治療の3種の神器の一つ、CTです。
保険診療では、前歯のCTの撮影は認められていません。しかし、正確な診断にはCTは必須ですので、患者様の同意を頂きCT撮影をさせていただきました。
当院のCTは高解像度、低被爆なのでご安心ください。
CTを撮影すると一目瞭然。
左上の前歯の根っこの先の顎骨が大きく溶けて、鼻の下まで広がっているのがわかります。
このように必要に応じて、CTを撮ることで正確な診断が可能になります。
【根管治療中】
根管治療中様子です。
根管が血液に混じって、膿が湧き上がってきています。
歯の周りのブルーのシートはラバーダムと言って細菌や唾液の流入を防ぐために行っています。
これを行わない根管治療は雨漏りしているのに床ばかり拭いて、屋根修理しないのと同じです。
根管治療の成功率も格段に低下してしまいますので、根管治療をされる際には必ずラバーダム、マイクロスコープを使用している歯科医院で治療を行うことをお勧めします。
ラバーダムについてはこちらのブログをご覧ください。
最後にMTAという抗菌性があり、体に優しい保険適用外のお薬を詰めて根管治療終了です。
【根管治療後】
内部に薬を詰めた直後のレントゲン写真です。
薬は根の中に緊密に詰まっています。一部先から漏れている部分もありますが、のちに吸収されていきます。
無事に1回で根管治療が終了しました。
根の病気になると根管治療だけではなかなか治癒させるのが難しいです。しかし、原因となる根の中の細菌をしっかり除去し、抗菌性のある材料で根の中を詰めることが大事です。根管治療後に症状が全くなくなったため、君津から来られた患者様、紹介元の君津の先生にとても喜んでいただけました。
【治療内容】
感染根管治療
【治療回数】
1回
【治療費】
15万円(税別)
※患者さんの状況によって異なります
【治療内容によるリスクなど】
・歯が薄くなり、治療後の経過観察中に割れることがある
・治療では根の先を触るので痛みが出ることがある
・膿の袋が再発することがある
・治癒しなかった場合は外科的歯内療法や抜歯の可能性がある
当院では、木更津市はもちろんのこと君津市、富津市、袖ケ浦市だけでなく、市原市、いすみ市、南房総市、鴨川市、館山市、東京都、神奈川県、群馬県、国外はアメリカ、オーストラリアなど幅広い地域の方々が当院に根管治療を受けにご来院いただいております。
半年以上根管治療を続けている方や自分の歯を残したい方、他の歯科医院で抜歯と言われた方など根管治療についてお悩みの方は自費の根管治療専門の当院へご相談ください。
当院の根管治療についてはこちらをご覧ください(根管治療は自費診療となります)。
当院では根管治療が必要な患者様の他の歯科医院様からのご紹介を承っております。詳しくはこちらをご覧ください。
では、次回のブログもお楽しみに!
君津市近くの木更津市畑沢南の陽光台ファミリー歯科クリニック
最寄りはJR君津駅
院長 渡辺 泰平(歯学博士)
PERF-JAPAN講師(根管治療)
日本・アジア口腔保健支援機構 第二種感染管理者検定講師
日本顎咬合学会 認定医
日本アンチエイジング歯科学会 認定医
日本健康医療学会 認定医
日本・アジア口腔保健支援機構 第一種感染管理者
健康医療コーディネーター